サーチフィールドが運営する、地域×クラウドファンディング「FAAVO」において支援受付中のプロジェクト「蛍丸伝説をもう一度!大太刀復元奉納プロジェクト始動!」は、開始5時間で目標金額550万円を達成、さらに開始24時間で目標金額の450%以上にあたる2,500万円超のファンディングに成功した。
同プロジェクトは、名刀として名高い「大太刀 蛍丸」の写しを、現存する資料を元に岐阜県関市周辺の職人たちの手により制作し、阿蘇神社へ奉納するというもの。蛍丸は建武3年(1336年)3月多々良浜の戦いで、阿蘇市十代当主阿蘇惟澄が敗戦濃厚となる中の奮戦を支えた大太刀。命からがら自陣に帰り着き眠りに落ちたところ、ささらのごとく無数に刃こぼれしていた大太刀に、無数の蛍が現れ止まり、光に包まれるという夢を見、翌朝に目を覚めしてみると刃こぼれ一つない美しい姿になっていたという伝説が残っている。同プロジェクトでは、ソーシャルネットワークサービス上で、支援者一人ひとりがその「蛍」になろうという呼びかけも多く見られ、「FAAVO」の展開45エリア目である「FAAVO美濃國(みののくに)」において11月1日12:00に支援受付を始めてから多くの支援が集まっているということだ。
今後のスケジュールとしては、刀身制作を2016年2月中旬~8月に行い、完成予定は2017年3月、阿蘇神社完成奉告祭は2017年4~5月頃に行われる予定ということだ。なお、制作作業のほとんどは関市で行われるが、一部の作業は阿蘇神社御神前にて実演奉納される。また、作業の一部は支援者も参加するということだ。