Avnetの日本法人であるアヴネットは、XilinxのFPGA「Virtex UltraScale XCVU440」をベースとし、高性能の複雑なシステムにおける素早いプロトタイピングとASICエミュレーションを実現する評価プラットフォーム「ONIX-VU440」を発表した。

同プラットフォームは、拡張可能な設計を採用することで、「デスクトップ」スタンドアロンモード、PCIeプラグイン・カードモード、およびメザニンモジュール・モードの3つの操作モードをサポート。ホストボードにプラグインすることで2枚のONIXボードを標準の3Uラックフォームファクタで相互接続することが可能だ。

4個のFMC拡張スロット、16Gbpsで稼働する26 GTHシリアルトランシーバ、x8 PCIe Gen3インタフェース、および72ビットDDR4 SODIMMソケットを備えており、同社ののMini-ITX ARMベースのXilinx Zynq-7000 All Programmable SoCボードを使用することもできるとしている。

Virtex UltraScale XCVU440をベースとする評価プラットフォーム「ONIX-VU440」