XYZプリンティングジャパンは、さまざまなものを手軽にスキャンできるコンパクトな3Dスキャナー「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」を発表した。家電量販店やECサイト、販売代理店、同社Webストアにて順次、予約販売を開始し、正式販売は11月10日から。価格は2万2,800円。
同機は、重さわずか238gという軽さとU字形状のデザインにより、容易に持ち運べる3Dスキャナー。パソコンのUSB3.0ポートに同機のUSBケーブルを挿入するだけで使用でき、同梱のSDカードに収録される専用ソフト「XYZscan」を用いて、さまざまなものを素早く正確にスキャンできる。読み込んだデータは、業界標準のSTLおよびOBJ形式で保存されるため、さまざまなソフトウェアにより3Dデータの編集が可能となっている。
主な仕様は、本体サイズが幅41×奥行き61×高さ157mmで重量は238g。スキャン技術にインテル RealSense 3Dのレンズテクノロジーを採用。スキャンモードは、オブジェクトモード(5×5×5cm~60×60×30cm)およびヘッドモード(5×5×5cm~40×25×40cm)。スキャン精度は1.5mm(x/y 分解能@50cm)、1.5mm(z 分解能@50cm)、解像度は640x480/30FPS、スキャン距離は10~70cm。対象OSはWindows 8.1(64ビット/32ビット)以上。ハードウェア要求スペックは、第4世代インテル Core i5プロセッサー以上/4GBメモリ以上。
なお、2016年1月15日までの期間限定で、同社のパーソナル3Dプリンター「ダヴィンチシリーズ」、「ダヴィンチ Jr.シリーズ」に「XYZprinting ハンドヘルド 3Dスキャナー」をバンドルしたキャンペーンモデル「3Dスキャナーパック」を、11月10日より販売を開始するという。3Dスキャナーパックは、対象となる3Dプリンターの価格に1万5,000円を上乗せした価格で、単体で購入するよりも7,800円安く購入できるということだ。