日本ユニシスグループは10月23日、センサーなどのデバイスから、データ収集・配信、データ加工・解析までをワンストップで提供する「IoTビジネスプラットフォームサービス」の提供に向けて開発を開始したと発表した。
同サービスは、センサーなどのデバイス・ネットワークの提供からデータ収集・配信、データ加工・解析までのワンストップサービスを実現する。
同プラットフォームは、一般的なIoTプラットフォームでは対象外となる機械学習機能も含んでおり、すでにサービスを提供している、データ活用基盤「データ統合・分析共通PaaS」と組み合わせることにより、ビッグデータの解析までを行うことが可能。
取得データの可視化だけでなく、学習・分析することにより、危険予測などのリスクや新たなビジネスチャンス発見など、一歩踏み込んだビジネス価値の提供が可能になるという。
日本ユニシスグループは同プラットフォームサービスの開発とは別に、センサーデバイス、デバイスアプリケーション、ZigBeeネットワークの開発などを進めており、デバイスやネットワークを含めた垂直統合的なサービスをワンストップで提供するとしている。
日本マイクロソフトとのパートナーシップのもと、同社のクラウドサービス「Microsoft Azure」が提供するIoTサービスを中核としたプラットフォームの構築も予定している。