ソネット・メディア・ネットワークスはこのたび、「Logicad ダイナミッククリエイティブ」を開発し、DSPによるリターゲティング広告配信に向けた提供を開始した。これにより、DSP「Logicad」が提携する月間1,330億インプレッションの広告ネットワークに対して配信が可能となる。

同広告商品は、広告主のサイトに訪れたことのあるユーザーに対し、閲覧履歴をもとにした興味関心が高い最適な広告クリエイティブ(バナー広告)を自動的に生成し配信するもの。配信方法としてリターゲティング広告を用いることにより、クリックやコンバージョンを促進する。

「Logicad ダイナミッククリエイティブ」概要図

全ユーザーの商品ページへの閲覧履歴から関連度の高い商品を決定できるよう、ソニーグループで培った分析力・技術力をベースとした独自のレコメンドエンジンを搭載し、広告主は、閲覧された商品によって入札額の強弱が調整可能。商品に合わせたバナーサイズ全5種類とバナーパターンを用意し、掲載商品(サービス)に沿った広告配信を実現する。

まずは、不動産や通販企業を対象に展開し、今後は旅行や金融、人材業界へ順次提供していく予定だ。