JPCERT/CCは10月19日、米Adobe Systemsから Adobe Flash Playerに関する複数の脆弱性の情報(APSB15-27)が公開され、これらを修正したバージョンに更新するよう呼びかけた。
今回、修正された脆弱性は「CVE-2015-7645」「CVE-2015-7647」「CVE-2015-7648」の3つで、Adobeが定めている脆弱性の深刻度のうち最も高い「Critical」とされていた。
対象となる製品とバージョンは以下のとおり。
- Adobe Flash Player 19.0.0.207 およびそれ以前のバージョン(Windows/Mac)
- Adobe Flash Player Extended Support Release 18.0.0.252 およびそれ以前のバージョン(Windows/Mac)
- Adobe Flash Player 11.2.202.535およびそれ以前のバージョン(Linux)
対策として、最新のバージョンに更新する必要がある。Adobe Flash Player for Windows and Macintoshの最新版は19.0.0.226となっている。
Google Chromeは、Google Chromeのアップデート時に、Adobe Flash Playerが更新される。