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Adobe Systemsは10月16日(米国時間)、「Adobe Security Bulletin」においてAdobe Flash Playerの脆弱性について報告するとともに、修正されたバージョンへのアップデートを呼びかけた。この脆弱性は重大度がクリティカルと位置づけられており、影響を受けたシステムは制御権を乗っ取られる危険性がある。
脆弱性が存在するプロダクトおよびバージョンは次のとおり。
- Adobe Flash Player Desktop Runtime 19.0.0.207およびそれよりも前のバージョン(Window版、Macintosh版)
- Adobe Flash Player Extended Support Release 18.0.0.252およびそれよりも前のバージョン(Windows版、Macintosh版)
- Adobe Flash Player for Google Chrome 19.0.0.207およびそれよりも前のバージョン(Windows版、Macintosh版、Linux版、ChromeOS版)
- Adobe Flash Player for Microsoft Edge and Internet Explorer 11 19.0.0.207およびそれよりも前のバージョン(Windows 10)
- Adobe Flash Player for Internet Explorer 10/11 19.0.0.207およびそれよりも前のバージョン(Windows 8.0版、Windows 8.1版)
- Adobe Flash Player for Linux 11.2.202.535およびそれよりも前のバージョン(Linux版)
使用しているAdobe Flash Playerのバージョンは「Adobe Flash Player」にアクセスすることで確認できる。明示的にAdobe Flash PlayerプラグインをインストールしていなくともChromeやWindows 8系など最初からFlash Playerを同梱したブラウザもあるため注意が必要。