ビットアイルは10月15日、パブリック・クラウドのI/O処理性能を補完するハイブリッド・クラウド・コンポーネントとして、「ビットアイルクラウド ベアメタルサーバ」を提供開始した。初期費用は無料、月額利用料金は2万4,000円(税別)から。
新サービスは、仮想化オーバーヘッドが無い物理サーバの安定したパフォーマンスと、短期間で手軽に利用できるクラウド・サービスと同等の利便性を兼ね備えているという。
また、同社のプライベート接続サービスである「ビットアイルコネクト」と組み合わせて利用することで、柔軟な拡張性を必要とするWebアプリケーション・サーバはパブリック・クラウド、高速なI/O処理性能を必要とするDBサーバはベアメタル・サーバといった、ハイブリッド・クラウド構成を構築できるとしている。
同サービスには3種類のメニューがあり、いずれもCPUにはIntel Xeon E5系を採用。上位モデルには70万IOPSのPCIe-SSDを搭載する。
なお、同サービスのファースト・ユーザーとして、モバイル・ソーシャル・アプリの企画・開発・運営を行うポケラボがサービス用のインフラ基盤に採用したとのことだ。