米NetAppは10月12日(現地時間)、ラスベガスで開催した年次カンファレンス「NetApp Insight」において、パートナーがハイブリッド・クラウドへの移行によるメリットを拡大するための新たなプログラムを発表した。
この発表には、専門トレーニング、新しいサービス、エンド・トゥ・エンドのData Fabricソリューション・キットを含み、これによりパートナーは、顧客のクラウド関連プロジェクトをより簡単にサポートできるとしている。
パートナー向けの専門プログラムは同社独自のストレージOSである「clustered Data ONTAP」向けに提供するものであり、顧客がData Fabricを実現するハイブリッド・クラウド・ソリューションからのメリットを享受できるよう、パートナーは知識と能力を向上できるという。
Data Fabric Solution Essentialsについては、特定のワークロード向けに新しいソリューション・キットを提供。これによりパートナーは、顧客のクラウド関連プロジェクトを従来以上に簡単にサポート可能になるとのこと。同キットはソフトウェア/システム/サービスで構成し、ハイブリッド・クラウドの導入を高速化すると共に、そのメリットをすぐに享受できるよう設計したとしている。
具体的には、「Application Acceleration Solution Kit」「OpenStack Solution Kit with FlexPod」「Snap-to-Cloud DR Solution Kit」の3種類を提供する。