米Amazon Web Services(AWS)は10月8日(現地時間)、イベント駆動型のコード実行サービス「AWS Lambda」において新機能を追加したと発表した。
AWS Lambdaは、イベントをトリガーにコードを実行できる、OSやキャパシティなどのインフラ運用が不要なコンピュートサービス。コードを書いてデプロイすれば、イベント駆動で、S3やDynamoDBといったクラウドのリソース側から指定されたコードを呼び出すことができる。東京リージョンでは2015年6月末より利用可能となっている。
これまではNode.jsおよびJavaでLambdaファンクションが記述できたが、今回、「AWS SDK for Python」への組み込みアクセスを完備したPython 2.7のサポートが追加された。そのほか、Lambdaファンクションが最大5分まで実行可能となり、バージョニングやスケジュールベースでの実行も可能となった。
今年後半には、AWS LambdaからAmazon Virtual Private Cloud(VPC)内リソースへのアクセスが可能になるという。