東芝ライフスタイルは10月8日、業務用ディスプレイの新製品として、初めてサイネージを導入する場合でもすぐに使えるというライトユース・モデルの43V型「TD-E432」、50V型「TD-E502」、55V型「TD-E552」と65V型「TD-E652」の4機種を発表した。いずれも価格はオープンプライス、発売は10月下旬の予定。解像度はいずれも1,920×1,080。

設置イメージ

新製品はUSBメディア・プレイヤーを内蔵しており、PCや外付けのメディア・プレイヤーが無くても動画や静止画、オーディオのコンテンツ再生が可能。また、1,000種類以上のテンプレートを使って年賀状制作ソフトのような感覚で使えるというサイネージ向けコンテンツ制作支援サービス「iSignweb」を無料で利用できる。

さらに、購入後すぐに自分で設置できるイーゼル・スタンドをセットにした「東芝オールインワンサイネージパック」を用意した。

東芝オールインワンサイネージパック(ステップアップモデル)

セットモデルには、イーゼル・スタンドと組み合わせた「ベーシックモデル」と、画面分割表示やテロップ再生、有線・無線LAN配信などのよりステップアップしたサイネージのコンテンツ制作・表示・運用を実現する外付けのサイネージ専用セット・トップ・ボックス(STB)とイーゼル・スタンドのセットモデルである「ステップアップモデル」の2種類がある。ステップアップモデルは、ディスプレイ背面部にSTB収納スペースを搭載し、一体型に近い設置・外観とのこと。

いずれも、縦置き設置や複数ディスプレイの外部制御、死活監視(ネットワークを通じてシステムなどが動作しているかどうかを外部から継続的に監視する)機能などを搭載し、業務用ディスプレイとしての基本機能も備えるという。商業施設や飲食店、オフィスや会議室など多様な場面で利用できるとしている。