ネットジャパンは10月8日、NECのIaaS型クラウドサーバサービスをパッケージ化した「Express5800/CloudModel」向けに、自社開発バックアップツール「ActiveImage Protector 3.5 for Express5800/CloudModel」の提供を開始する。販売は、NECと協業し「Express5800/CloudModel」の専用ライセンスを同日から販売開始する。
「ActiveImage Protector for Express5800/CloudModel」は、「Express5800/CloudModel」(CloudModel)の重要データを安全に保護するためのバックアップ/復元機能を提供しており、導入する上で、「CloudModel」の利用期間(1年間、3年間、5年間)と合わせ、購入しやすいライセンス体系を採用している。
稼動中のサーバをバックアップ(ホットイメージング)、高速な増分バックアップ、重複排除圧縮機能 (IDDC)、バックアップイメージの暗号化などが可能な。
また、SQL Server、Oracleのオンラインバックアップ、バックアップのスケジュール化と世代管理、ディスクイメージベースによる高速で確実な復元、ファイル/フォルダー単位の復元(イメージマウント機能)なども行うことができる。
使用例として、バックアップ保存先を同一クラウドサーバ内に配置(例えば、E:ドライブ)、バックアップ対象のデータボリューム(例えば、D:ドライブ)を丸ごとE:ドライブにイメージファイルとして保存、万が一の場合はE:ドライブに保存されたイメージファイルより、「CloudModel」の復元先ボリュームに丸ごと復元することができる。
また、バックアップ保存先を別「CloudModel」内の共有フォルダーに配置、バックアップ対象のデータボリュームを丸ごと別クラウドサーバ内の共有フォルダーにイメージファイルとして保存、万が一の場合は別「CloudModel」内の共有フォルダーに保存されたイメージファイルより、復元先ボリュームに丸ごと復元 オンプレミス環境のデータをクラウド環境上の「CloudModel」へ保存することができる。