エクセルソフトは10月6日、Javaアプリケーションを高速化・最適化するJava開発ツール「Excelsior JET 11.0」の日本における販売を開始したと発表した。
同ツールは、Javaアプリを高速化および最適化し、リバースエンジニアリングから保護するもの。Windows、Linux、OS Xに対応しており、Javaアプリケーションや、コンポーネントであるクラスファイルを、Microsoft Windows上ではEXEおよびDLLファイルに、Linux/OS X上では実行ファイルおよび共有オブジェクトに変換する。変換されたネイティブコードの実行ファイルは、Javaのクラスファイルよりも高速に動作するうえOracle JREは不要となる。また、日本語インストーラーを含めて10カ国語のインストーラーを作成できるJetPackIIを搭載しているため、同ツールで作成されたアプリケーションのインストーラーを容易に作成できる。
新バージョンでは、Java SE 8およびJavaFX 8のフルサポートと、インストールパッケージ作成用のコマンドラインユーティリティが追加された。また、64-bitバージョンでのスタートアップタイム改良や、高負荷時の予期しないOutOfMemoryErrorを防ぐため、メモリ管理サブシステムの再構築がされている。
新バージョンのリリースに伴い、新規購入30%Off、アップグレード購入25%Offのキャンペーンが実施されるという。