TIOBE Programming Community Index

TIOBE Softwareから、2015年10月のTIOBE Programming Community Index (PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。

2015年10月におけるインデックスは次のとおり。

順位 プログラミング言語 インデックス値 推移
1 Java 19.543%
2 C 16.190%
3 C++ 5.749%
4 C# 4.825%
5 Python 4.512%
6 PHP 2.561%
7 Visual Basic .NET 2.462%
8 JavaScript 2.292%
9 Perl 2.247%
10 Ruby 1.825%
11 Delphi/Object Pascal 1.637%
12 Assembly language 1.573%
13 Visual Basic 1.515%
14 Objective-C 1.419%
15 Swift 1.277%
16 Pascal 1.194%
17 MATLAB 1.159%
18 PL/SQL 1.067%
19 OpenEdge ABL 1.040%
20 R 0.991%

10月TIOBE Programming Community Index / 円グラフ

10月TIOBE Programming Community Index / 棒グラフ

AppleがSwiftを発表して以来、iOSやOS X向けのプログラミング言語であるObjectice-Cのポイントは下落の一途をたどっている。2015年10月にはついにトップ10から外れ、14位まで後退。これに替わるようにRubyの順位が引き上がり、トップ10入りを果たした。

Rubyは2006年から2009年にかけてポイントの高い状態を維持していたが、以降は緩やかに下落。しかし、2015年に入ってから上昇の傾向を見せている。Objectice-Cが下落したことで、Rubyが常連として10位入りを保持する可能性が出てきた。