Amazon Web Service

Amazon Web Service(AWS)は10月1日(現地時間)、スケーラブルなElasticsearchクラスタを数分で構築することが可能なサービス「Amazon Elasticsearch Service(Amazon ES)」の提供を開始したことを発表した。

Elasticsearchは、リアルタイムに分散検索および解析ができるサーチエンジン。ドキュメント指向で、事前にスキーマ定義が不要であり、structured、unstructured、time-seriesといったクエリを柔軟にサポートし、他のアプリケーションや、特にKibanaを含むヴィジュアライゼーションツールの基盤としても動作する。

今回提供開始となったAmazon ESを利用することにより、「AWS Management Console」を使ってスケーラブルなElasticsearchクラスタを数分で構築することが可能となる。クライアントからの接続先をAmazon ESクラスタのエンドポイントに設定することで、データの投入、プロセッシング、解析、ヴィジュアライズを短時間に行うことができる。

Amazon ESは現在、東京リージョンも含めた下記のリージョンで利用可能となっている。

US East(北バージニア)、US West(北カリフォルニア)、US West(オレゴン)、Asia Pacific(東京)、Asia Pacific(シンガポール)、Asia Pacific(シドニー)、South America(ブラジル)、Europe(アイルランド)、Europe(フランクフルト)