富士通マーケティングは10月1日、中堅中小企業の最適な情報システム環境を実現するというクラウド・マネージド・サービスである「FUJITSU Cloud AZCLOUD IaaS Type-K (フジツウ クラウド アズクラウドイアース タイプケイ)」のトライアル提供を開始した。提供開始は12月1日。
新サービスは、富士通が提供する「FUJITSU Cloud Service K5(フジツウ クラウドサービス ケイファイブ)」のIaaS基盤に、中堅・中小のユーザー企業がすぐに利用できるよう、導入支援・ネットワーク回線・運用支援・Q&A対応・運用監視のサービスを提供するもので、ユーザー企業の要望に合わせて自由に選択できるというカスタマイズ型のマネージド・サービス。
富士通グループの社内システムを同クラウド基盤へ移行し、TCO削減など全体最適化に向けた取り組みに加え、SE、パッケージ開発、ソフトウェア開発、研究所などの現場部門での利用も進めているという。これらの社内実践による知見の蓄積により、安心・安全・信頼を証明する基盤として品質を担保し、ユーザー企業のシステムでの利用へと繋げていくとしている。
クラウドOSはオープン技術を採用し、純国産の富士通製プラットフォームを低価格で提供するとのこと。
同サービスは多様化するユーザー企業の要望に応じ、トライアル環境やシステム稼働前のコンシェルジュ機能の提供およびアプリケーションに対するサービスなど、カスタマイズ型のマネージド・サービスを月額定額制で提供する。
サービス・メニューは、「クラウド検討支援メニュー」と「運用サービスメニュー」の2種類。
クラウド検討支援メニューは、ユーザー企業の要望に応じた最適な環境を利用可能な、システム稼働前のコンシェルジュ機能などのメニューを用意するもの。 運用サービスメニューは、ユーザー企業の環境に最適な運用サービス・メニューを用意するもの。 いずれも2015年12月に提供予定。