東京都・南青山の岡本太郎記念館では、太陽の塔と対峙する建築、空間のアイデアを募集して選ばれた7点の入選作品、および応募作品の一部を展示する企画展「太陽の塔に対峙せよ」を開催する。開催期間は10月28日~2016年2月28日(火曜休館、ただし祝日の場合は開館/年末年始(12月28日~1月4日)は休館。開館時間は10:00~18:00(入館は17:30まで)。入場料は一般620円、小学生310円。
今回のアイデアコンペ「太陽の塔に対峙せよ!」は、9月7日~9月16日の期間に作品募集が行われ、16歳~67歳という幅広い年齢層から計150点もの応募があったという。その中から2日間にわたる一次審査によって7点の入選作品が選出され、10月28日~2016年2月28日の期間中、岡本太郎記念館に他の一部の応募作品とともに展示される。
また、11月26日には入選者のプレゼンテーションと最終審査が公開で行われ、その場で最優秀賞と特別賞が発表されるということだ。最終審査の詳細については、後日岡本太郎記念館のWebサイトで発表されるという。ちなみに、最優秀賞(1名)には賞金50万円と岡本太郎記念館での作品展示権が、特別賞(1名)には賞金20万円とパリ往復航空券が贈呈されるとのことだ。
なお、審査員は、建築批評家/東北大学教授の五十嵐太郎氏(審査委員長)、美術批評家/多摩美術大学教授の椹木野衣氏、建築家の藤本壮介氏、空間メディアプロデューサー/岡本太郎記念館館長の平野暁臣の4名が務める。