ラネクシーは10月1日、ストレージクラフト テクノロジーズが開発したイメージバックアップソフトウェアのWindows向け「StorageCraft ShadowProtect SPX Cross Platform(SPX Cross Platform)」を国内販売代理店を通じて販売開始した。価格はいずれも税別でWindows Serverは1-9ライセンスで1ライセンス当たり11万7600円~、Desktopは1-19ライセンスで1ライセンス当たり1万700円~、Virtual Serverは1ライセンスパックで4万2400円~、Virtual Desktopは6ライセンスパックで2万7500円~。

SPX Cross Platformは、WindowsおよびLinux環境のクロスプラットフォームに対応しており、ストレージクラフト独自の遠隔システム監視ソリューション「ShadowControl 3.0」を組み合わせることでウェブベースによる単一コンソールにて管理下の異なるロケーションやOS(Windows/Linux)で稼働する機器のバックアップとリカバリーを設定・管理することができるため、IT管理者による作業処理の向上が図れる。

また、バックアップの状況などのステータスを遠隔一元監視できる無償のコンポーネントであるShadowControlでは、新たにVMware vCenterやMicrosoft System Centerなどの一般的なハイパーバイザー管理ツールを利用している環境に対し、StorageCraft Plug-inを使用することで直接ShadowControlを仮想環境に統合できる。

これにより、ハイパーバイザー管理コンソールから直接バックアップの管理と監視が可能となり、詳細な情報やレポート、特定のログへのアクセスが必要な場合でもクリック1つでShadowControlのウェブコンソールへ移動ができるため、仮想マシンのバックアップジョブ管理も容易に実行可能としている。