オンライン動画学習サービス「schoo WEB-campus」を運営するスクーは9月30日、IT関連の職種を目指す人に向けた技術習得プログラム「ターミナル」の提供を開始することを発表した。
同社は「学習を通じて人生が変わるサービス」を目指し、カリキュラムに変わるプログラムを表す名称として「ターミナル」を採用したという。
同プログラムは、自分の興味から学習のテーマを選択し、その学習「ルート」に乗っていけば目的地に到達できるというもの。ほかに興味が移った場合は、ほかの学習テーマに「ルートチェンジ」することもできるという。
同社とその職種の第一線で活躍している人が共同で開発したという「ルート」に則って学習することで、最終的に自身の作品となるポートフォリオを完成させることをゴールとしている。IT領域の仕事に携わったことのない未経験者でも手軽に始めることができるという。
受講スピードは、週4回の受講を目安とし、「速い」「普通」「ゆっくり」という3段階の受講スピードが用意されているため、自分のペースに合わせて選択することができ、授業ごとに用意されている確認テストによって、理解度を把握することもできる。また、同じルートを受講している仲間と交流することもでき、疑問点や不安な点を共有することが可能だという。今後は、ルートごとに作成した成果物をWeb上で提出し、先生のお手本と自身の成果物とを比較することで、完成度の確認ができる機能も追加される予定となっている。
まずは、5種類の職種(Webデザイナー、WordPressスペシャリスト、PHPエンジニア、グラフィックデザイナー、Androidエンジニア)から提供が開始され、今後さらにUIデザイナー、Javaエンジニアの2種が増える予定となっている。