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Microsoftは9月18日(米国時間)、「ORTC API is now available in Microsoft Edge|Microsoft Edge Dev Blog」において、最新のWindows Insider Previewリリース版のMicrosoft EdgeにORTC APIのプレビュー版を搭載したと伝えた。Microsoftは昨年10月にORTC API、特にビデオとオーディオに関する機能の実装の意向を発表しており、1年ほどかけて実装が発表されたことになる。
Microsoftは今回のORTC APIの実装はMicrosoftのオペレーティングシステム・グループとSkypeチームの親密な協力によって実現したものと説明。今回の実装の目的について、SkypeユーザやほかのWebRTC互換のコミュニケーションサービスとの通信を可能にすることと説明している。
発表した記事には提供されているAPIの動作関係や通信の基本的な方法、現時点でサポートされている機能と、1対1で通信するための基本的なコーディングサンプルなどが掲載されている。Microsoftはプレビュー版の実装で多くの利用シーンに対応できると説明しており、開発者へ試用を求めるとともにバグなどのフィードバックを呼びかけている。