ニフティは9月16日、同社が提供するクラウドサービス「ニフティクラウド」初の海外リージョンとなる「北米リージョン」を開設し、提供を開始した。価格は国内リージョン(ネットワーク転送料は税別で1GBあたり15円~)に準じ、e-miniの場合は月額2210円。

「BIGLOBEクラウドVPN for 奉行シリーズ」のイメージ

同リージョンの提供にあたり、同社ではこれまでType-hのみで提供していた6vCPU/16GB~8vCPU/96GBの高スペック帯にType-eのe-xlarge(6vCPU) 16、24、32、e-wlarge(8vCPU) 32、48、64、96の7つのサーバータイプを追加し、サーバーラインアップを拡充。Type-hとType-eを合わせて全43種類のサーバーラインアップを東日本、西日本、北米のすべてのリージョンで利用可能とした。いずれのリージョンでもサーバー月間稼働率99.99%を保証しており、ニフティクラウドのコントロールパネルからリージョンを選択するだけで利用可能となっている。

同社では企業のグローバル化が進む中、「北米でも日本国内と変わらないサービス水準でニフティクラウドを利用したい」という顧客の要望に対応するため北米リージョンを新たに開設した。なお、同社はクララオンラインと共同で、中国にてパブリッククラウドサービス「鴻図雲(ホンツーユン)」を提供しており、北米リージョンを開設したニフティクラウドと併せて、顧客の海外でのビジネスを支援していく。