エムディーエスは、手書きのアナログデータをデジタルデータに変換するノートブック「Evernoteコレクション」の新製品として、「Evernoteスマートノートブック(スレートグレー)」と「Evernoteビジネスノートブック(XLサイズ)」を発売する。モレスキンアトリエおよびモレスキンオンラインストアでの先行発売は本日9月16日より。一般発売は10月15日からとなる。価格はEvernoteスマートノートブック(スレートグレー)が3,100円、Evernoteビジネスノートブック(XLサイズ)が3,670円(ともに税抜価格)。

「Evernoteスマートノートブック(スレートグレー)」(左)と「Evernoteビジネスノートブック(XLサイズ)」(右)

「Evernote(エバーノート) コレクション」は、Evernoteモバイルアプリと連携し、手書きのアナログデータをデジタルデータに変換して、手軽にEvernoteに取り込めるノートブック。「MOLESKINE+(モレスキンプラス)」のひとつとして販売されている製品だ。

今回発売される「Evernote スマートノートブック」には特殊な罫線が施され、文字だけでなくアイデアのスケッチなどの書き込みもデジタルデータとして管理できるのが特徴。角が丸い長方形+ゴムバンドという「モレスキン」のデザインを踏襲しつつ、カバーには「Evernote」のロゴマークとしてお馴染みの"象"と、さまざまなイラストをデボス加工であしらったハードカバーが採用されている。中紙は、メモだけでなく日々の記録やクリエイティブツールとしても使えるように、横罫と方眼が240ページずつ用意される。カラーは既存の「ブラック」に加え、カジュアルなシーンでも活躍する「スレートグレー」が新色として追加された。また、モレスキン オンラインストアの限定色として、鮮やかなグリーンも発売されるということだ。サイズは幅130mm × 高さ210mm(ラージサイズ)。

一方の「Evernote ビジネスノートブック(XLサイズ)」は、ビジネスにおけるミーティングでの使用を想定した作りになっているのが特徴。ページレイアウトが上下ふたつのセクションに分かれ、ページ上部にはほかのメンバーとの共有事項を、下部には個人的なメモや質問事項などを書き込むといった使い方が可能だ。データを取り込む際は、共有事項のみか、あるいはページ全体かを簡単に選択できる。ページ右上に備わるリマインダーボックスにチェックを入れると、プロジェクト管理に最適なリマインダー機能が自動で起動する仕組みだ。すべてのページにはページ番号が記載されており、巻末に設けられた「INDEX(インデックス)」ページと照らし合わせることで、検索も容易になっている。今回の新製品では、よりたくさんの書き込みに対応できるように、より大きな「エクストララージサイズ」(幅190mm × 高さ254mm)が新ラインナップに追加された。中紙は横罫240ページ。

なお、両製品ともにゴムバンドと栞ひも、最終ページに配した拡張ポケットのマチ部分に、「Evernote」のキーカラーであるグリーンが使われている。さらに特典として、タグ付けができるスマートステッカー4枚(2種)と、Evernoteの有料版サービスを3ヵ月間試用できるプレミアムコードが付属する。