ジャストシステムは9月15日、セルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」を利用して、2015年9月4日~8日の期間に、事前調査で「企画、マーケティング、広報、販売促進、市場調査・分析」の職種に就いていると回答した20代~50代の男女244名を対象に実施した「Webサイトのスマートフォン最適化に関する実態調査」の集計データをまとめた調査結果を発表した。
現在、担当している商品・サービスのWebサイトがスマートフォンでの最適化表示に対応しているかを聞いたところ、36.1%が「対応済み」、39.8%が「未対応」と回答。また、BtoBの商品・サービスで41.9%、BtoCの商品・サービスで50.0%の担当者が「対応済み」と回答した。
スマートフォン経由でのコンバージョン(CV)の状況を1年前と比較した場合、22.5%の担当者が「増えた」と回答。商品・サービスの種類別では、BtoBで33.3%、BtoCで27.9%の担当者が「増えた」と答えた。
また、担当しているWebサイト・サービスついて9.0%が「すでにアプリを提供している」と回答。加えて、「アプリを提供する予定」が11.9%、「提供予定はないが、したい」が15.2%で、合計すると約3割の担当者が「アプリ化」に興味がある結果となった。
スマホ最適化にすでに対応している担当者に対応時期をたずねた結果、44.3%が「Google社がモバイルフレンドリーのためのアルゴリズムを導入する前」、11.4%が「導入した後」という結果となった。
スマホ最適化への対応方法としては、「レスポンシブデザインを採用(31.8%)」が最多で、「URLは同じで、アクセスした端末を識別して表示を変える」が17.0%、「サブドメインや別ドメインで専用コンテンツを用意」が14.8%とそれに続き、レスポンシブデザインが主流であることがわかった。