JR東日本とJR西日本は9月9日、新幹線車内に設置している防犯カメラの機能変更、増備について発表した。これまで、デッキ部は常時録画が行われていたが、来春から、順次、客室内も常時録画が行われる。

JR東日本のE5・E6・E7系新幹線は、客室内のカメラは非常通報ボタン(SOSボタン)が押された時に録画していたが、2016年春からは常時録画に変更される。E2・E3系新幹線の一部は、現状は防犯カメラは設置されていないが、2016年春からは防犯カメラを設置して常時録画を行う。

北陸新幹線に用いられているJR西日本のW7系もE7系と同様の変更が行われる。

JR東海とJR西日本はすでに今年7月、東海道・山陽新幹線車内において、これまでデッキ部に設置されていた防犯カメラを客室内およびデッキ通路部にも増設することを発表している。