TIOBE Programming Community Index |
TIOBE Softwareから、2015年9月のTIOBE Programming Community Index(PCI)が公開された。TIOBE PCIは、複数の検索エンジンの検索結果から、対象となるプログラミング言語がどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。2015年9月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | プログラミング言語 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Java | 19.565% | ↑ |
2 | C | 15.621% | ↓ |
3 | C++ | 6.782% | ↑ |
4 | C# | 4.909% | ↑ |
5 | Python | 3.664% | ↑ |
6 | PHP | 2.530% | ↓ |
7 | JavaScript | 2.342% | ↓ |
8 | Visual Basic .NET | 2.062% | ↑ |
9 | Perl | 1.899% | ↑ |
10 | Objective-C | 1.821% | ↓ |
11 | Assembly language | 1.806% | ↑ |
12 | Ruby | 1.783% | ↑ |
13 | Delphi/Object Pascal | 1.745% | ↑ |
14 | Visual Basic | 1.532% | ↑ |
15 | Pascal | 1.298% | ↑ |
16 | Swift | 1.188% | ↑ |
17 | MATLAB | 1.181% | ↑ |
18 | PL/SQL | 1.082% | ↑ |
19 | R | 1.045% | ↑ |
20 | COBOL | 0.994% | ↑ |
TIOBE Softwareは9月からインデックス値の計算アルゴリズムに変更を加えたと説明。これまでは検索エンジンごとに発生する異常値(統計的なノイズ)の数に注目して処理を行っていたものの、この方法では単一の検索エンジンに対して多数の異常値が存在した場合、その検索エンジンの結果が適切に評価できないという問題があったという。
新しいアルゴリズムではさらに検索エンジンごとに各プログラミング言語の異常値のみが削除されるように変更されており、従来まで存在していた不適切な異常値が出にくくなったと説明している。このアルゴリズムの変更はインデックスの順位に影響を与えているが、従来よりも適切にランキングが表示されるようになったように見えるとしている。