2015年9月の「TOPDB Top Database index」が公開された。TOPDB Top Database indexはGoogle検索エンジンにおいて検索された回数から、対象となるデータベースがどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。Google Trendsのデータをベースに作成されている。
2015年9月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | 開発環境 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Oracle | 36.44% | ↓ |
2 | MySQL | 22.53% | ↓ |
3 | SQLServer | 18.31% | ↓ |
4 | PostgreSQL | 3.05% | ↑ |
5 | MongoDB | 2.66% | ↑ |
6 | SQLite | 2.22% | = |
7 | DB2 | 2.16% | ↓ |
8 | ApacheHive | 1.29% | ↑ |
9 | Redis | 1.21% | ↑ |
10 | Splunk | 1.15% | ↑ |
36.44%でOracleが1位、これに22.53%のMySQL、18.31%のSQL Serverが続いた。Oracle、MySQL、SQL Serverのシェアの合計値は77.28%に到達しており、これら3つが依然として強い影響力を持っていることがわかる。
ただし、OracleとMySQLはわずかながらシェアの減少傾向が続いており、これに替わるようにNoSQL系のデータベースのシェアの微増が続いている。従来のリレーショナルデータベースから適材適所にNoSQLを使用するシーンが増えていることが予想される。