サイバー・バズは9月3日、インターネットを通じて健康・医療相談ができる「Doctors Me(ドクターズミー)」において、英語版サービスを法人向けに提供開始した。
「Doctors Me」は、月額300円(税抜)で医師・管理栄養士といった医療専門家に、インターネット上で健康や医療に関する相談ができるサービス。2015年3月より、法人向けサービスとして、Webサイト内に医師による健康・医療相談窓口を設けることができるツールを提供してきた。今回は、英語での健康・医療相談窓口を設けることができるツールの提供を開始した。
日本に在住する外国人の数は200万人を超えると言われ、年々増加を続けている一方で、日本滞在中の外国人が、言語の障壁から、病院へ行きづらかったり、病気やけが、妊娠したときに相談できる環境がないという状況から、同社では今回のサービス提供にふみきったという。
サイトに同ツールを導入することで、サイト利用者はスマートフォンやPC経由で、無料かつ回数無制限で、医師に英語で健康・医療に関する相談ができる。同社では、外国人労働者を雇用する日本国内の企業による福利厚生や健康保険組合のオンライン健康・医療相談窓口として同サービスが導入されることを想定している。
同社は、2016年9月までに外国人従業員を抱える日本国内の企業や健康保険組合を中心に、20団体へのサービス導入を目指すという。