Googleは2日、公式ロゴマークのデザインをリニューアルした。サンセリフ書体の採用によりモバイルでの視認性が向上したほか、一文字アイコンの「g」も大文字のカラフルな「G」へリニューアルされた。
Googleのロゴは、1998年のサービス開始以来、文字の端にある小さな飾り(ヒゲ)のあるセリフフォントを用いたデザインで長らく親しまれてきたが、今回登場した新しいロゴでは初めてヒゲのない「サンセリフ書体」が採用され、画面の小さなモバイル環境においての視認性が向上した。また、一文字アイコンやFavicon、モバイル用のアイコンなどで用いられていた青い「g」アイコンは、新ロゴに合わせたカラフルな大文字の「G」に改められた。また、検索フィールドの右端に表示されるマイクのアイコン(Googleマイク)も、4色のカラフルなデザインへと変更されている。
今回登場した新ロゴに関して、同社のプロダクトマネジメント 副社長 タマール イオシュア氏は、「新しいロゴはユーザーの皆さんの利用シーンにあわせて、どんな小さな画面であっても、そこに Google の ”魔法“ が働いていることをお知らせできるように変わりました。新しいデザインは、入力方法や端末サイズにとらわれず、シームレスにつながっているコンピューティングの世界を表しています。」とコメントしている。
なお、現在Googleのトップページでは、従来のロゴから新しいロゴへと手で書き換えるアニメーションが表示される。さらに、同社の公式ブログでは、Googleロゴの歴史を振り返ることのできる動画が公開されている。
Googleのトップページでは旧ロゴから新ロゴへ書き換えるアニメーションが表示される |