パイオニアは9月1日、自動運転・高度運転支援向け走行空間センサー「3D-LiDAR」の車載実証実験を開始したと発表した。
「3D-LiDAR」には高性能化を実現する同社の独自技術が実装されており、数十メートル先の物体の距離、幅を詳細に検出できることに加え、検出した形状から物体認識まで可能となっている。
同社は今後、普及における課題となるサイズおよび価格面において大幅な小型化・低価格化を進め、2016年中に高度化地図の整備車両向けに実用化し、2017年には業務用製品、2018年頃から一般車両向け「3D-LiDAR」の製品化を目指すとしている。