Instagramは8月28日、写真共有型のSNS「インスタグラム」のアップデートを実施し、新たな機能を追加したと発表した。iOS版とAndroid版の両方が公開されており、公式アプリストアからダウンロード可能だ。
アップデートでは、写真・動画の投稿に「横長」と「縦長」のフォーマットを追加した。その理由は、以前から利用者の投稿において縦長や横長の写真・動画が多かったためで、投稿される写真の5枚に1枚は縦長か横長であったという。インスタグラムは、コミュニティの声を反映し、クリエイティブな編集機能の1つとして追加した。
この機能を利用するには、インスタグラムアプリの画面で投稿する写真を選択し、コンテンツの左下の「<>」マークをタップすると、「縦長」か「横長」かを選べる。
利用者のプロフィールページへのサムネイル表示は、すべての写真が正方形のフォーマットが適用される。「縦長」や「横長」の写真・動画の場合は、中央部分を正方形で抜き出して表示される。
さらに、アップデートで写真と動画のフィルタ機能を改善した。以前は、写真と動画の編集に別々のフィルタを提供していたが、今後はすべてのフィルタを写真・動画の両方で利用できる。
例えば、写真用であったフィルタの強弱を選べる調整機能が動画の編集で使え、適用したいフィルタをダブルタップすると調整スライダーが表示され、強弱を調整しながらフィルタ編集できる。
インスタグラムは、サービス開始から約4年で、月間アクティブ利用者数が3億人を突破(2014年12月時点)。現在の1日平均アクティブ利用者数は2億人を超えており、1日の平均利用時間が21分間、日本のコミュニティも過去1年で2倍以上に増加しているという(2015年3月時点)。