新宿クリエイターズ・フェスタ実行委員会事務局は、9月6日まで開催中のアートイベント「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」において、砂像彫刻家・保坂俊彦氏が公開制作していた高さ3.6mの巨大な「ゴジラ」が完成したことを発表した。同作品は東京都・新宿の新宿中央公園・水の広場にて9月27日まで展示される(9月6日までは夜間ライトアップを実施)。

新宿中央公園・水の広場に完成した、高さ3.6mの巨大なゴジラの砂像

このたび完成した巨大な「ゴジラ」は、砂像彫刻家・保坂俊彦氏が千葉の館山から運んだ50トンもの砂を固め、少しずつ掘り出しながら定着剤をかけ崩れないように制作した砂像。新宿中央公園にて公開制作を始めて約2週間、集中豪雨で制作をやり直すなど真夏の気候に振り回されながら完成させたものだ。

ゴジラの顔は浮き出る血管までリアルに再現され、側面や背面にはモスラやミニラ、キングギドラといったライバルや仲間たちが彫り込まれているという。同作品は9月27日まで同公園の水の広場に展示され、9月6日までの夜間(日没~22時)はライトアップされるということだ(雨天中止)。

なお、「新宿クリエイターズ・フェスタ2015」ではこのほか、CGアーティスト・河口洋一郎氏と現代美術家・椿昇氏の巨大なバルーン作品の展示や、「デザイン×未来」をテーマに学生が制作したユニークな空間デザイン作品やデジタル映像の展示および上映が、新宿駅周辺各所や神楽坂、市ヶ谷などで展開されている。詳しくは同イベントの公式WebサイトFacebookページ、Twitterアカウント(@sccf_jp)を参照のこと。