ソリトンシステムズは8月27日、リモートデスクトップサービス「Soliton SecureDesktopサービス」の提供を開始した。同サービスは、現在アプライアンスとして販売している「Soliton SecureDesktop」のクラウドサービス版で、社外のPCやスマートデバイスからクラウドを介して社内のPCを安全かつ快適にリモート操作することを可能にする。
クラウドサービス版では、「少人数から始めたい」「運用管理に手間をかけたくない」「自社でサーバを管理したくない」といったニーズにこたえる。
同サービスを利用するにあたっては、専用ソフトウェアを端末にインストールするだけでよく、すぐに利用を開始できる。
また、アプライアンスでは別途用意が必要な電子証明書認証を、クラウドサービス版では標準で提供することでセキュリティを強化。同サービスはセキュアな在宅勤務やモバイルワーク環境を、サーバを持たず手軽にスタートしたい利用者に適している。
そのほか、通信は端末間の画面転送のみに制限され、端末には一切ファイルやデータが残らない。一般的なVPNのようなネットワーク接続をしないことで、マルウェア感染のリスクも軽減する。
サービス料金は、初期費用が3万円、月額費用が10ユーザー込みで1万円、10ユーザー追加で月額費用が1万円となっている(いずれも税別)。