ユーザーローカルは8月27日、画像共有SNS「Instagram」のデータ分析に特化した「ユーザーローカル Instagram解析ツール」を公開した。
同社によると、Instagramアカウントを保有する国内企業は、8月27日時点で3,520社あり、自社ブランドについての写真投稿を活性化させるハッシュタグ・キャンペーンを数多く実施しているという。
今回提供を開始する「ユーザーローカル Instagram解析ツール」は、ハッシュタグ・キャンペーン効果測定機能や自社・競合アカウント分析機能、写真位置情報マッピング機能を搭載。キャンペーンにどこの・だれが・どのような写真を投稿したかや、ファンがどのぐらい増えているのか、どんなユーザーなのかを一元管理することができる。
ハッシュタグ・キャンペーン効果測定機能では、これまで困難であった「何枚の写真が実際に投稿され、どのくらいの人にリーチしたのか」を把握することが可能。同社が保有する数億枚のInstagram写真のデータを元に、キャンペーンに参加したユーザー数やどれくらいのユーザーのタイムラインにキャンペーン関連の画像が流れたかの把握を実現したという。また、投稿者の中からインフルエンサーを抽出することも可能だ。
自社・競合アカウント分析機能では、Instagramアカウントのフォロワー数の推移や投稿への反響、ファンの男女比を調査可能。自社アカウントのファンが、よくInstagramを利用している時間帯やよく投稿している写真なども分析でき、Instagram広告を出す際の参考材料として活用できる。
また、写真位置情報マッピング機能は、位置情報つきの投稿を分析するもので、特定キーワードを含む写真がどのエリアでアップされているかといった地域差を見ることも可能。投稿者の生データをダウンロードしExcelで編集することもできる。
同ツールの価格は、月額5万円(税別)、機能を限定した個人ユーザー版は無料となる。