ZMPは8月25日、エヌビディア(NVIDIA)と自動運転技術開発における協業を開始したと発表した。ZMPは、今回の協業により、自動車メーカ/部品メーカにおける自動運転技術開発の加速を支援する。

NVIDIAの協力のもと、ZMPはディープラーニングを応用した画像認識システム開発に着手し、NVIDIA DRIVE PX向けのソフトウェア販売を目指す。また、NVIDIA DRIVE PXをZMPの自動運転車開発プラットフォームRoboCarシリーズへ搭載し、自動運転技術開発者向けに販売を開始する。

ZMPは、「Robot of Everything 人が運転するあらゆる機械を自動化し、安全で、楽しく便利なライフスタイルを創造する」というミッションのもと、

  1. ADAS(先進運転支援)、自動運転技術開発用プラットフォームRoboCarシリーズ及びセンサ・システムの開発・販売

  2. 移動体メーカ(自動車、商用車、建設機械、農業機械、物流搬送機器、屋外作業機械等)向け自動運転等の開発支援、実験代行RoboTest

  3. 物流支援ロボットCarriRoの開発・販売

を行っている。

5月にはDeNAと人の移動を楽にする「ロボットタクシー」を、8 月にはソニーモバイルコミュニケーションズと自律型無人航空機を用いた産業用ソリューションを開発・提供する「エアロセンス」を設立している。