AppCode is a new Objective-C IDE for developers building apps for Apple devices such as Macs, iPhones & iPads.

JetBrainsは8月26日(現地時間)、「Welcome AppCode 3.2 release!|JetBrains AppCode Blog」において、AppCodeの最新版となる「AppCode 3.2」の公開を伝えた。「AppCode 3.2」はSwiftによる開発に関連した機能強化が図られたバージョンとされており、従来よりも高い開発生産性が期待できる。

「AppCode 3.2」の主な注目点は次のとおり。

  • SwiftおよびSwiftとObjective-Cが混在したコードにおけるコード補完機能、使い方の表示機能、ナビゲーション機能、リファクタリング機能などの改善
  • Swiftにおける文字列挿入機能の改善
  • 開発効率を引き上げるOverride/Implement機能の導入
  • クイックドキュメント表示機能の適用範囲の拡大
  • 新しいデバッガの導入
  • C++パーサの改善

「AppCode 3.2」はXcode 6.4(Mac OS X 10.10)、Xcode 6.2(Mac OS X 10.9)をサポートしている。Xcode 7.9およびSwift 2.0に関しては現在開発段階にあり、今後のリリースで正式に対応するとしている。

Mac OS XでアプリケーションやiOS向けのアプリを開発する場合、Appleが提供しているXcodeを使うことが多いが、AppCodeはその代替としての使用が期待できる開発環境。Xcodeが提供していないさまざまな機能を提供している。