全研本社はこのほど、同社が運営するウェブマガジン「瓦版」において、ビジネスパーソンの1日のランチ代に関する調査結果を発表した。調査対象は男性107人、女性164人の計271人。
最も多かった回答は「500円未満」(39%)で、ほぼ4割がワンコイン以内でランチを済ませている結果が出た。第2位は「ゼロ円」(31%)、お弁当持参だった。
また、お小遣いの使い道を聞いたところ、最も多かったのは「趣味」(35%)で、「趣味のためにお小遣いを節約している。そう考えれば、ランチの節約も理解できる」としている。ただし、第2位は「生活費で一杯いっぱい」(29%)ということで、贅沢が許される給与ではない実態も見えてくる。
こうした結果より、既婚者のほうが多いことが予想されるが、既婚・未婚の割合はそれぞれ27%、73%ということで、家庭の有無は関係ないようだ。
同調査では、「今年は景気回復傾向が見られ、多くの企業でベアが実現したと言われているが、その恩恵を受けているのは、一部だけなのか」とコメントしている。