トヨタ自動車(トヨタ)は8月20日、同社の高級車ブランド「LEXUS」のSUVラインアップのフラッグシップモデル「LX570」を9月14日に発売すると発表した。価格は1100万円。

LXは1996年にLEXUS初のSUVとして北米で発売されて以来、北米、中近東、およびロシアを中心に海外で販売を拡大してきた。今回、LX570の導入に合わせて、3列シートのラグジュアリーSUVとして日本でも販売する。

LX570はV8・5.7lエンジンを搭載し、2000r.p.m.から最大トルクの約90%を発生させるワイドなトルクバンドを実現。スーパーインテリジェント8速オートマチックと組み合わせることで、オンロードでは伸びやかな加速を、オフロードでは低・中速域での力強さを発揮する。また、LEXUSとして初めてCUSTOMIZEモード搭載のドライブモードセレクトを採用。CUSTOMIZEモード時には、パワートレーン、シャシー、空調の各制御の組み合わせを自由に選択でき、よりドライバーの嗜好に応じた走行モードを実現する。

さらに、オートエアコン、ステアリングヒーター、シートヒーター・シートベンチレーションの各機能を連動して作動させる「レクサス クライメイト コンシェルジュ」や、降車時に自動で車高調整を行う「乗降モード」などの機能を標準装備。このほか、ミリ波レーダーと単眼カメラを組み合わせ、高い認識性能と信頼性を両立し、多面的な安全運転支援を可能にした予防安全パッケージ「Lexus Safety System +」を国内で初めて採用した。