米IBMは8月13日(現地時間)、同社の開発者用Platform as a Service(PaaS)である「Bluemix」向けの新しい一連のサービスを発表した。これらのサービスにより、開発者はクラウド・ベースのアプリケーションに、新しいアナリティクス機能を素早く採用できるようになる。

現在オープン・ベータ版で提供している「IBM Streaming Analyticsサービス」は、クラウド上で、データを即座に分析する機能を提供し、何千ものソースを分析し、効率的かつ容易にデータを可視化。完全にスケーラブルで、必要に応じてインフラストラクチャーを動的に拡大できる。

また、スケーラブルなクラウド・データ・ウェアハウス・サービスである「IBM dashDB」は、MPP(超並列処理)機能の追加により高速な照会処理が可能となったことに加え、OracleやNetezzaとの互換性により既存のデータベース資産との接続が容易となった。また、組み込みのNetezza Analyticsのライブラリーや、Watson Analytics、R、Cognos、サード・パーティー製BIツールセット(Looker、Aginity Workbench、Tableauなど)と統合され、より難しい問題をすばやく解決できるようになったという。また、Twitterデータやオープン・データとも統合できるようになった。