Windows Internet Explorer 11

Microsoftは8月18日(米国時間)、「Microsoft Security Bulletin MS15-093 - Critical」において、サポートしているすべてのバージョンのInternet Explorerに脆弱性が発見されたとして、緊急のセキュリティパッチを公開した。このセキュリティ脆弱性を悪用されると、細工されたWebページを閲覧することで遠隔からそのユーザの権限で任意のコードが実行される危険性がある。

この脆弱性の影響を受けるバージョンはInternet Explorer 7 (IE 7)、Internet Explorer 8 (IE 8)、Internet Explorer 9 (IE 9)、Internet Explorer 10 (IE 10)、Internet Explorer 11 (IE 11)。影響を受けるプロダクトが多岐に及んでいるほか、危険性も重要(Critical)に分類されている。ゼロデイの脆弱性と見られており、迅速にアップデートを適用することが望まれる。

Windows Update on Windows 7

修正プログラムの適用はWindows Update経由で実施できる。この数週間、脆弱性を修正するプログラムの提供が頻発しており、どの修正プログラムも迅速に適用しておくことが望まれる。