NECは8月18日、SAPのインメモリデータベース「SAP HANA」を利用するためのストレージをユニファイドストレージ「iStorage Mシリーズ」5機種から選択可能にする「SAP HANA テーラード・データセンター統合ソリューション(iStorage)」を発売すると発表した。

同ソリューションは、先行して販売している「SAP HANA TDIソリューション(EMC)」におけるEMC製ストレージの選択に加えて、NECのストレージ「iStorageシリーズ」の選択を可能にしたもの。

SAP HANA TDIソリューション(iStorage)の提供イメージ

選択可能なストレージは、SAPより「SAP HANA テーラード・データセンター統合」の「SAP HANA Enterprise Storage認定」を受けたもので、事前に動作検証や評価を実施している。

そのため、同ソリューションを利用する際は、SAPが定める性能・可用性などの各種要件の基準値達成をユーザーが行うことなく、SAP HANA環境を構築可能で、従来に比べ導入期間を短縮することが可能。

価格は、「iStorage M110 モデル」が2300万円から、「iStorage M310 モデル」が2800万円から、「iStorage M510 モデル」が3720万円から、「iStorage M710 モデル」が4660万円から、「iStorage M5000 モデル」が4900万円からとなっている(いずれも税別)。