2015年8月の「TOPDB Top Database index」が公開された。TOPDB Top Database indexはGoogle検索エンジンにおいて検索された回数から、対象となるデータベースがどれだけ話題になっているかをインデックス化したもの。Google Trendsのデータをベースに作成されている。
2015年8月におけるインデックスは次のとおり。
順位 | 開発環境 | インデックス値 | 推移 |
---|---|---|---|
1 | Oracle | 35.99% | ↓ |
2 | MySQL | 22.97% | ↓ |
3 | SQLServer | 18.26% | ↓ |
4 | PostgreSQL | 3.04% | ↑ |
5 | MongoDB | 2.64% | ↑ |
6 | SQLite | 2.28% | = |
7 | DB2 | 2.2% | ↓ |
8 | ApacheHive | 1.25% | ↑ |
9 | elasticsearch | 1.17% | ↑ |
10 | Redis | 1.16% | ↑ |
Oracleが35.99%でトップを獲得、これに22.97%のMySQLと18.26%のSQL Serverが続いている。トップ3は長期にわたっても似たようなインデックス値を確保しており、一定のポジションを確保していることがわかる。
インデックス値としては小さいものの、MongoDB、SQLite、Apache Hive、elasticsearch、Redisは2010年ごろから継続してインデックス値の上昇傾向が続いている。それ以外のデータベースはシェアを減らす傾向を見せており、代表的なデータベースへの集中化やNoSQLの普及などが進んでいることがわかる。