東京都・代官山の「GALLERY SPEAK FOR」にて、東京のアイデンティティをテーマにした山口真人氏の個展「MADE IN TOKYO」が開催される。会期は8月21日~9月2日。開廊時間は11:00~19:00(※最終日のみ18:00まで、毎週木曜休廊)。入場無料。
同展は、企業CIやVI、椎名林檎、RocketmanらミュージシャンのPVやwebグラフィックなどを手がけているアーティスト / アートディレクター・山口真人氏の1年ぶりとなる個展。自身のアイデンティティと切り離せない「東京」を「世界中の文化を模倣し、リミックスし作り直す器」と定義し、彼のアートワークの編集性そのもののなかで東京を体現するシリーズに取り組んだ成果が披露される。
Googleの検索結果をスクリーンショットで採取し、グラフィックツールでCMYKドットに変換。そのデータからステンシルを作ってキャンバスにエアブラシで描画した作品など、アクリル絵の具を使用した平面作品を中心に、約30点が展示・販売される。また、初めて制作される作品集のほか、Tシャツやアクセサリー類も紹介・販売されるとのことだ。
なお、8月21日 18:30~19:00にはギャラリートークを開催。同氏自身が作品解説を行い、聞き手を森田哲生氏が務める。入場無料。