トレタとかっこは8月6日、飲食店向け予約台帳アプリ「トレタ」に蓄積された飲食店の予約のビッグデータ分析業務において、8月1日に業務提携を締結したと発表した。

両社よると、長年、飲食業界はIT技術を業界全体として取り入れられず、多くの業務が手作業で行われ、その結果、正確なデータに基づく顧客の行動分析を行えていなかったという。これを受け両社は、トレタに蓄積された累計約280万件にも及ぶ予約データを解析することにより、リアルな顧客の行動分析が可能になると考えたと説明する。

今回の提携は、飲食業界では初めてとなる顧客行動の分析を実施するもので、将来的には飲食店向けに本格的なCRMサービスの提供を目指す。両社は今後、データ分析や、ITの利活用を得意としない利用者に代わり、直感的に次のアクションに繋がる判断材料を提供するサービスの開発について協業を進めていく。