富士通は8月6日、物流業務を革新するロジスティクスソリューション「Logifit」シリーズに、運行管理ソリューション「FUJITSU ロジスティクスソリューション Logifit TM-NexTR」を新たに追加し、パッケージ版とSaaS版を8月6日より販売開始する。
「Logifit TM-NexTR」は、運行車両の分析や運行業務の支援を行うソリューション。
主な特徴として、大型車両ではデジタルタコグラフを活用し、中小型車両やデジタルタコグラフを取り付けにくい傭車にはスマートデバイス(スマートフォン、タブレット)を活用するなど、デバイスの混在運用を可能にする点がある。
スマートデバイスでは、納品・納入先ごとの荷積み・荷卸しの商品情報や納地場所の情報を画面で確認できるため、誤納防止を実現する。
また、車両情報収集コネクターの設置により、OBD2対応のインタフェースからの情報をスマートフォン経由でも取得できるようになり、速度や燃費、エンジン回転数といった詳細な車両情報を運行管理者やドライバーが参照することで、安全でエコな運行をサポートする。
そのほか、安全運転を支援するウェアラブル・センサー「FUJITSU Vehicle ICT FEELythm」でドライバーのバイタル情報を収集し、眠気を予兆段階から検知できるオプション機能も提供。
価格は、SaaS版が基本980円(スマートデバイス1台当たりの月額料金)から、パッケージ版が基本350万円となっている(いずれも税別)。