ニフティは8月6日、同社が提供するスマートフォンアプリ開発に特化したクラウドサービスのスマートフォンアプリの受託開発を行う企業を対象とした販売パートナー制度「ニフティクラウド mobile backend パートナープログラム」に参加する企業を募集開始したと発表した。
同パートナープログラムは、「ニフティクラウド mobile backend」を再販もしくは取次販売するアプリ受託開発会社に、ニフティが技術サポートや出張セミナーなどを無償で提供するパートナー制度。販売実績に応じて、各種イベントへの共同出展や共同セミナーなどのプロモーション連携、アプリ開発案件の紹介も行う。なお、参加にあたってかかる費用や販売ノルマは無い。
スマートフォンアプリ市場の急速な成長と共にアプリ開発を手がける個人や企業が増加したことで、アプリの受託開発を行う企業では、他社との差別化を図るために開発コストの削減とスピードアップが大きな課題となっている。「ニフティクラウド mobile backend」は、会員管理・認証やプッシュ通知といったスマートフォンアプリに共通して必要となるサーバーサイドの機能を、APIやSDKを用いてクラウド上で提供する mBaaS(mobile Backend as a Service)。多様なサーバーサイド機能を容易に実装可能で、開発費用と工数を大幅に削減できる。
同社は今回のパートナープログラムによって、mBaaSの活用ノウハウをより多くのアプリ受託開発会社に知ってもらい、アプリの企画・開発段階からmBaaSを活用することで、アプリ開発のコスト削減とスピードアップに貢献していきたいとしている。