アドウェイズは8月5日、100%子会社である愛徳威軟件開発(上海)(以下、アドウェイズテクノロジー)を通じ、中国EC市場におけるビッグデータを活用したデータサービス「Nint for China」の提供を開始したことを発表した。
中国EC市場は驚異的に成長しており、中国の消費者の3人に1人が中国にいながら海外の商品をオンラインで購入する越境ECを利用。これは、訪日外国人観光客の取込と並んで、日系企業にとって見逃せない販売チャネルとして注目が高まっている。
アドウェイズの中国現地法人であるアドウェイズテクノロジーは、2009年10月より、中国EC市場のマーケットデータの蓄積を開始し、中国最大のECデータサービスプロバイダーとして、中国内でEC事業を展開する企業にデータの提供を行なってきた。今回提供を始める「Nint for China」では、これまで中国国内企業向けに提供してきた中国EC市場のデータを、日本企業向けに日本語レポートとして提供する。
レポートには、ジャンル分析(規模、トレンド)、ブランド分析(シェア、売上)、価格分析(特定ジャンル、各ブランド)、属性分析(色・素材・サイズetc)、人気商品分析(特定ジャンル、各ブランド)といった種類がある。