オートデスクは8月3日、クラウドベースの3D CAD/CAM/CAEツール「Autodesk Fusion 360」日本語版の提供を今年の秋から開始すると発表した。
「Fusion 360」は、設計、製造、解析の機能をクラウドベースのプラットフォーム上で提供するソリューションで、プロダクトデザインにおける一連の流れを1つのツールで行うことができる。また、学生、ホビー用途、スタートアップ企業は無償で利用することが可能だ。これまでは英語版のみ提供されていたが、国内の個人ユーザーやスタートアップ企業から多くの要望が寄せられたことで、日本語版のリリースが実現したという。
なお、オートデスクは「設計と製造プロセス改革を行ってきた日本市場で当社の次世代ツールを提供できるようになり、大変うれしく思います。Fusion 360は、コンセプトデザインから製造まで同じインターフェースで操作することができます。日本の工業デザイナー、機械設計者、製造現場、学生、そして が、クラウド コンピューティング時代にふさわしい創造性を発揮してより高いレベルのプロダクトデザインを実践できるよう願っています。」とのコメントを発表している。