ソリトンシステムズは、Webに特化したリモートアクセスサービス「Soliton SecureBrowserサービス」の販売を7月31日より開始すると発表した。
同サービスは、「社内へのリモートアクセス環境」、「クラウドアクセスのセキュリティ強化」、「端末からの情報漏洩の防止」の3つを提供する。
社内へのリモートアクセスでは、VPN機能内蔵のセキュアブラウザ「Soliton SecureBrowser」を利用。セキュアブラウザアプリにログインするだけでリモートアクセスが開始され、リモート接続が完了すると指定のWebサイトがダイレクトに表示される。接続できるWebサイトはホワイトリスト方式を採用し、管理者指定のWebサービスのみが利用可能。また、標準機能として電子証明書による端末認証が利用できる。
クラウドアクセスのセキュリティでは、電子証明書による端末認証により、不正端末からの接続をブロックし、クラウドシステム側の接続元IPアドレス制御機能により、リモートアクセスの経路の一本化を行うことができる。
今後、アクセスコントロールサービス、シングルサインオンサービス等も提供予定だという。
端末からの情報漏洩の防止では「Soliton SecureBrowser」の利用により、業務以外のサイト利用を制限し、セキュアブラウザのサンドボックス機能によりネットワークを経由して広がるマルウェア感染リスクを軽減する。さらに閲覧ファイルやデータのキャッシュは自動消去され、端末にデータは残らない。
サービス料金は、クラウド プランが初期費用10万円、月額基本費用(100ユーザー込) が3万円。クラウド・イントラ プランは初期費用が30万円、月額基本費用(100ユーザー込) :5万円。