サイバネットシステムは今日、同社の「サイバネットクラウド」で提供するマルチデバイス対応IT資産管理&セキュリティ対策である「PC&モバイル管理サービス」のオプションとして、「ユーザー操作ログ取得サービス」を提供開始した。
新サービスは、いつ・誰が・何をしたのかといった操作ログを記録・保管・分析し、セキュリティ・ポリシー違反のアラート履歴取得も可能なサービス。
ログ取得対象のクライアントPCが社内ネットワークに繋がっていなくても、インターネットに接続していれば管理対象になるという。海外拠点や店舗、工事現場など、社内ネットワークとは別のロケーションにあるPCの管理にも効果を発揮するとしている。
同サービスは、会社のセキュリティ規定に違反する行為をいつ・誰が・何をしたのかが分かるレポート機能を搭載。取得できるユーザー操作ログは、外部メディアへの書き出し/ファイル操作/Webアクセス/Webメール/PC操作/スナップショットであり、ログの保存期間は1年間。
また、外部記憶デバイスの利用や特定フォルダ内のファイル操作など、社内のセキュリティ・ポリシーに反する操作に対して発生したアラートの履歴を確認できる。
管理者にとっては、ユーザーへのポリシー違反行動に対しての注意喚起や、膨大な操作ログの中から必要な情報の抽出が容易になり、操作ログの有効活用が可能になるメリットがあるという。
またクラウド型サービスのため、導入時の既存ネットワークやシステムの設定変更は不要であり、ユーザーのPCやスマート・デバイスに専用エージェントをインストールすれば利用できるとのこと。
さらに、グループ管理機能を利用すると、海外拠点やグループ会社、部門ごとに階層を分けて管理・運用ができるため、管理者の導入工数の負担を軽減できるという。