日本ユニシスとユニアデックスの日本ユニシスグループは7月30日、マイクロソフトのクラウドサービス「Microsoft Office 365」のエンタープライズ市場におけるアセスメントから導入・構築、移行・展開を支援する「Office 365エンタープライズサービス」を8月1日から提供開始すると発表した。

同サービスは、「アセスメントサービス」「導入・構築支援サービス」「展開支援サービス」「運用支援サービス」「保守サービス」から構成され、Office 365導入におけるアセスメントから運用・保守までのサービスをワンストップで提供する(「運用支援サービス」「保守サービス」は現在、開発中)。

Office365エンタープライズサービスの概要

「アセスメントサービス」では利用環境をヒアリングし、Office 365に対する適合性を評価した後、利活用シナリオに合わせた推奨システム構成案、導入・構築作業・移行スケジュール、費用の見積もりを作成する。

「導入・構築支援サービス」では、システム詳細設計、新しいシステム環境の構築を行う。具体的には、利用者の環境とOffice 365の接続を調査し、新規システムの詳細設計を行い、既存システムの構成変更の支援と新規システムの導入作業、およびオンラインサービスの有効化を実施する。

「展開支援サービス」では、既存システムの環境から新しいシステムへの移行方針、および移行計画の策定から移行作業までを実施。移行後のシステムを見込んだ運用手順書を作成・提供する。

「運用支援サービス」では、Office 365テナントおよび利用者環境設置のOffice 365関連サーバの運用作業を代行して実施。サービスメニューは複数のサブメニューから利用者にあったサービスを選択でき、運用サービスメニュー以外の運用作業についても個別対応が可能。

「保守サービス」では、クラウドサービスから利用者環境までの障害発生ポイントの切り分け、クラウドサービス側の状況調査などの復旧作業を支援する。